トップ «前の日記(2006-02-21) 最新 次の日記(2006-02-24)» 編集
  読み逃げ大歓迎!!

2006-02-23 良かった、本当に良かった。

今日のトリノ五輪 これでいいのだ

いよいよ今日は女子フィギュアのFS。気合の3時起きです。
第3グループにアンミキちゃん。第4グループに荒川、スグリン。最終滑走がスルツカヤなので、そこまで首位を守っていられるか?がポイント。

まずはアンミキちゃん。期待の4サルコウに果敢にチャレンジしました。跳んだ瞬間は一瞬成功したかも!と思いましたよ。とても筋の良いジャンプだったと思います。が、あと一歩のところで転倒...
あとはまぁグズグズの滑り刈屋さん、この子は精神的に強いことなんかないよ。次、頑張れ。

メダル争いの本番はコーエンから。不謹慎ながらミスってくれと思いながら見てました。そしたら最初の3ルッツで転倒、次の3フリップ(多分)もミス。もちろん得点もそれほど伸びず。
これは今後の日本勢には追い風。荒川のメダルはほぼ確定したかなと。

次が荒川の出番。表情も柔らかく落ち着いているように見えました。
最初のジャンプは3ルッツ-2ループ。確実に決めてきました。次は3サルコウ-2トゥループ。予定では3-3のコンビネーションだったようですが、無難な選択をしたようです。やっぱりコーエンが点を落としてきたのはデカイ。
その後も安定感のある美しいスケートで演技を進め、中盤の伝家の宝刀イナバウアから3-2-2のコンビネーションを決めたあたりで、「これはイケるかも!!」。終盤のストレートラインステップは半泣きで見てました。
結局、1ミス(3フリップが2フリップ)のほぼ完璧な演技で採点を待ちます。
...テクニカル、コンポーネントともに60点を超え、なんとパーソナルベストを更新!コーエンをかわし総合1位に。よくここまで立て直してきたなぁ。この時点で日本のトリノ初メダル獲得が確定しました。

そしてスグリン。後ろにスルツカヤが控えてますからね。厳しいといえば厳しい状況。コーエンを超えられれば何の問題もないのですが...
ジャンプは素軽くて安定感ありますね。後半厳しくなってきてからの3トゥループ(3サルコウに見えたけど...)では解説の佐藤有香から歓声が上がりました。同門の選手(親がスグリンのコーチ)ですからね。応援したい気持ちはよく分かります。しかし、いかんせんポイントを持っていませんでしたからね、この時点で3位まで。

最終滑走はスルツカヤ
この時点で私的にはもうどっちが勝っても良いやって感じでした。荒川がそれなりの点数をたたき出してましたからね。それを超える演技をされたらしょうがない。(ただアメリカに勝たれたくなかっただけかも...)
でもどうしてなんでしょうね。プレッシャなんでしょうか?コンビネーションがきっちり決められないスルツカヤ。明らかに出来が悪いです。そして、世界一美しい3ループを持つ彼女がまさかの転倒。
しかしジャンプ以外の要素はさすがの演技を見せ、3位に滑り込み。スグリン残念。

表彰式。長野五輪以来の君が代がパラヴェーラに流れました。
涙はなし。ずっと「信じられない」と笑顔の荒川。トリノ五輪最初で恐らく最後のメダルは金メダル。それもアジア初となるフィギュアスケートでの金メダル獲得となりました。
おめでとう荒川。よく頑張ったスグリン。次は頑張れアンミキちゃん

さ、会社行こ。

[]