■ 絢香ライヴ

ayaka premium live 〜もっと笑顔が咲きますように〜＠日本武道館に行ってきました。
お客さんは20代の女性が中心。男女比は半々どころか女性が6、7割って感じ。若い女性アーティストのライヴにしてはかなり異例な気がします。
アリーナの前の方、下手側半分を切り取ったようなステージでそちら側に張り出し（？）が。今回は西側（下手側）の2階席だったので、これはラッキー。その分、アリーナのお客さんは減らされてますが、1階、2階は北側（ステージ裏）もほぼ一杯にお客さん入れていたので、収容数はかなり多かったと思います。ただ、1階、2階は空席がチラホラ見られました。

ライヴはその下手側の張り出し部分からVl.土屋玲子さんのソロからスタート。その後、客電が落ち、ラブハンドルズの若林さんがコーラスでフェードイン。しばらく掛け合いをやったところで絢香登場。1曲目は『I believe』でした。
そこからは2回の長いMCをはさみつつ、『WINDING ROAD』なんかも披露（コブクロパートは若林さん）。『Peace loving people』ではアリーナに主旋、スタンド下手側に5度上（多分）のハモ、上手側に3度下（多分）のハモを歌わせる演出。歌っている客席からはあんまよく分からないため、この辺から「この子は自分が楽しくてやってるのでは？」と思い始める。
2回目のMC明けは好きな歌だということで平井堅の『強くなりたい』を歌ってました。この歌は有名なのかしら？その流れで衣装チェンジのため下がる絢香。幕間はVl.とKey.でつなぎ、再開はKey.の弾き語りで伝家の宝刀『三日月』。Bメロから大サビでバンドが入ってくるという演出でした。
その後、新曲を含むしっとりめ曲を何曲か演奏った後、ジャクソン5の『I Want You Back』をカヴァー。ポッキーのCMソング他、ノリのいい曲を数曲やったところで本編終了。
アンコールは客席をバックに写真を撮ったり、ひとしきりはしゃいだ後、未発表の新曲をもう1曲演奏って終了。一番最後、戻り際にマイクを置いて、生声で歌った『message』は鳥肌モノでした。

この子は物凄い才能の持ち主ですね。いやぁ、コンポーザ、プロデューサはさぞかしやりがいがあるだろう。
音程もファルセットの部分を含め、ほぼ完璧、声量も十分。MCも無駄に長かった気はするけど、言ってる事は理解できるし、グダグダになりそうになったらスパッと止める機転も利くし。堂々としていてとても二十歳になったばかりとは思えませんでした。
ライヴアレンジもなかなか良かったと思います。アルバム1枚とシングル数枚じゃ、2時間もたないかな？と思ってましたが、長いMCと新曲、持ち歌以外の曲の披露でカバー。ちょっと持ち歌で演奏らなかった曲があるのが残念なくらい。

もうちょっとお客さんに聴かせることを学んで、コンスタントに良い曲提供されれば、稀代の名歌手になる素質があると感じました。ファン層も良いですしね、これからも売れるでしょうね。