■ [映画] ジーン・ワルツ

海堂尊モノでも結構好きな作品で、主演が菅ちゃん（菅野美穂）となれば、観に行かないわけにはいかないでしょう。

今回はシネコンのプレミアシートみたいなところで観たのですが、すごく座席が広く、映画館らしくなくて快適でした。見たい作品を上映さえしてくれるなら毎回ここで観てもいいなと思えるくらい。この際、上映スケジュールには目をつぶろう。

読んだり観たりしたことなくて、今後、観に行く人がいないとも限らない（いないと思うが）ので、詳しい内容には触れませんが、原作に較べて、だいぶマイルドな感じになってます。最後の方とか恋愛モノみたくなってたし。
あと、サスペンス要素でひた隠しにしてたところとか、ラストの辛辣なしっぺ返しとかが早めに出てきてしまい、ちょっと拍子抜けしました。映画としては60点くらいかな。つまらなくはなかったですけど。
なんか『極北クレイマー』（未読）に関わりそうなシーンが多かった気がしますね。映画化の予定とかあるのかしら？

あ、ユミ役の桐谷美玲ちゃんはなかなか良かったです。この子は演技上手ですね。